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主力の仲介事業は堅調な伸び/住友不販13年3月期第1四半期決算

 住友不動産販売(株)は2日、2013年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(12年4月1日~6月30日)の連結売上高は121億3,300万円(前年同期比3.1%増)、営業利益17億1,500万円(同▲3.7%)、経常利益17億3,600万円(同▲3.1%)、当期純利益10億5,000万円(同1.0%増)。

 主力の仲介事業は、エンドユーザーの購入意欲改善で、取扱件数は8,657件(同8.3%増)と震災の落ち込みを上回る増加となり、過去最高を3年連続で更新。平均取扱単価の下落で取扱高は2,151億5,800万円(同6.3%)だったが、営業収益は106億5,100万円(同4.1%増)、営業利益23億1,900万円(同1.1%増)となった。

 受託販売事業は関西圏の大型物件引き渡しが減少し、取扱件数383件(同▲47.3%)、取扱高160億8,500万円(同▲43.5%)、営業収益5億2,700万円(同▲33.7%)、営業利益は5,900万円(同▲45.5%)となった。

 なお、通期では連結売上高625億円、営業利益145億円、経常利益145億円、当期純利益87億円を見込む。


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