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ホテル事業が大幅増益。震災反動やコスト削減等が寄与/常和HD13年3月期第1四半期決算

 常和ホールディングス(株)は3日、2013年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(12年4月1日~6月30日)は、連結売上高33億4,000万円(前年同期比11.1%増)、営業利益10億8,200万円(同11.2%増)、経常利益8億2,000万円(同28.0%増)、当期純利益6億7,400万円(同95.2%増)。

 主力の不動産事業は、新規取得物件が寄与し、売上高20億8,900万円(同6.5%増)を計上。一方、コスト削減等に努めたものの、既存物件の一部テナント賃料の低下等が影響し、営業利益は9億9,800万円(同▲2.5%)となった。

 ホテル事業については、東日本大震災の影響を受けた前年同期に対し、売上高10億6,800万円(同17.9%増)となった。営業利益については、コスト削減等も寄与して2億6,100万円(同42.1%増)と大幅増益。

 なお、通期では連結売上高141億円、営業利益46億円、経常利益32億円、当期純利益20億円を見込んでいる。


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