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SPCの土地売却益で営業利益が前年比3倍増/東京建物12年12月期第2四半期決算

 東京建物(株)は6日、2012年12月期第2四半期決算を発表した。

 当期(12年1月1日~6月30日)の連結売上高は896億9,400万円(前年同期比1.6%増)、営業利益213億6,300万円(同206.9%増)、経常利益167億9,700万円(同625.2%増)、当期純利益107億2,500万円(同893.8%増)。

 主力のビル等事業は、「(仮称)大手町1-6計画」を手掛けるSPCが、当該敷地を売却した利益を配当収益として計上。営業収益400億3,200万円(同87.4%増)、営業利益252億7,400万円(同299.1%増)を計上した。 

 住宅事業は、住宅分譲で「オーシャンレジデンス 辻堂海浜公園」(神奈川県藤沢市)、「Brillia レジデンス 六甲アイランド」(神戸市東灘区)等を売り上げ計上したが、分譲マンションのたな卸資産評価損21億7,200万円を計上したため、営業収益304億3,200万円(同▲40.3%)、営業損失24億8,500万円(前年同期:営業利益30億3,200万円)となった。

 なお通期については、売上高1,900億円、営業利益300億円、経常利益200億円、当期純利益100億円を見込んでいる。


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