(株)センチュリー21・ジャパンは6日、青山ダイヤモンドホール(東京都港区)で「秋の戦略会議」を開催、加盟店経営者向けに上半期(2012年1~6月)の営業状況と今後の重点施策について発表した。
冒頭、同社代表取締役社長の三津川 一成氏が、上半期(12年1~6月)の加盟店営業状況を発表。手数料収入は前年比4.7%増の213億2,000万円と微増したが、都心高額物件の売れ行きが低迷した東京(同▲4.7%)や原発の影響を受けた千葉(同▲10.8%)の苦戦により、手数料収入が前年を上回った加盟店は全体(784店)の55.6%にとどまったこと等を報告した。
続いて同氏は、今後の重点施策として、中古住宅とリフォームローンを一体化した新商品『リボーン住宅』を9月1日より全国で本格展開していくと発表。「この新商品により、加盟店のコンサルティング能力の向上を図っていきたい。また、引き続き物元対応の強化等を実施していくほか、年末には中国など海外加盟店との連携を強化したサイトの立ち上げを予定している」などと話した。
また、同ネットワークは、9月1日~11月4日にかけ「秋の見つかるフェア」を開催。専属専任・専任媒介契約をした方にもれなく2万円をプレゼントするほか、先着100名にインスペクションを提供する。