東京建物不動産販売(株)は6日、2012年12月期第2四半期決算を発表した。
当期(12年1月1日~6月30日)の連結営業収益は105億6,200万円(前年同期比▲9.5%)、営業利益5億2,200万円(同▲66.1%)、経常利益3億3,500万円(同▲75.4%)、当期純利益1億4,500万円(同▲86.7%)。
主力の仲介事業は、法人・個人ともに手数料収入が増加。営業収益11億5,700万円(同13.7%増)、営業損失5,700万円(前年同期:営業損失1億1,300万円)を計上した。
アセットソリューション事業については、販売用不動産の売却が減少し、営業収益は27億2,700万円(前年同期比▲9.4%)、営業利益は5億3,600万円(同▲29.2%)。販売受託事業では、都心大型物件の引き渡しの減少により手数料収入が減少した結果、営業収益7億4,800万円(同▲57.7%)、営業損失2億8,700万円(前年同期:営業利益5億200万円)。
賃貸事業は、管理戸数の増加で営業収益59億2,800万円(前年同期比1.0%増)となったものの、人員増強コスト等により営業利益は8億4,400万円(同▲15.9%)にとどまった。
なお、2月14日に公表した連結業績予想数値との差異については、主としてアセットソリューション事業において、一部の販売用不動産の売却時期が前倒しとなったため。
通期については、連結営業収益248億円、営業利益23億円、経常利益19億円、当期純利益10億円を見込んでいる。