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ビル賃貸と不動産流通が増収増益に/住友不動産13年3月期第1四半期決算

 住友不動産(株)は7日、2013年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(12年4月1日~6月30日)の連結売上高は1,474億500万円(前年同期比▲5.7%)、営業利益316億4,800万円(同▲1.8%)、経常利益236億3,100万円(同2.5%増)、四半期純利益113億8,000万円(同▲7.6%)と減収減益。支払い利息減少などで営業外損益が11億円余改善。第1四半期としては5期ぶりに、経常利益が増加した。

 主力の不動産賃貸事業は、既存ビルの空室率改善と、新規竣工ビルの通期稼働で、営業利益は687億4,200万円(同4.5%増)、営業利益243億2,700万円(同4.6%増)と増収増益となった。

 不動産販売事業は、マンション、戸建て、宅地の合計で787戸(同▲344戸)と販売計上戸数が大幅減。営業収益366億8,700万円(同▲26.1%)、営業利益66億4,900万円(同▲14.1%)となった。また、不動産流通事業は、個人仲介取引を中心に取引件数が8,657件(同8.3%増)と3期連続第1四半期での過去最高を更新。営業収益111億2,900万円(同5.3%増)、営業利益24億3,400万円(同8.6%増)を計上した。 

 なお通期では、連結売上高7,200億円、営業利益1,500億円、経常利益1,090億円、当期純利益580億円を見込んでいる。


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