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東京・霞が関で、官民一体となって「打ち水」実施

ペットボトルやひしゃくを使い、参加者全員による打ち水を行なった。実施後の気温測定で、2.3度の気温低下が確認された
エリア内に所在する保育園児も打ち水に参加

 三井不動産(株)と(株)新日鉄都市開発などの民間企業と行政機関など52団体が9日、霞テラス(東京都千代田区)で「霞の打ち水2012」を実施した。

 同イベントは、霞が関三丁目南地区における地域活動の一環として、涼気を取る日本の伝統的な手法である“打ち水”を行なうというもの。都心のヒートアイランド緩和や節電に関する意識向上、地域貢献の場を創出するのが狙い。
 
 今回が3回目の開催で、霞が関三丁目南地区の勤務者、保育室の子供たち、近隣住民など約300名が参加した。

 当日は、参加者がペットボトルやひしゃくを片手に、用意された消費期限切れの非常用備蓄飲料水約2,800リットルを散布。打ち水実施前に33度あった周辺の気温が、最高で2.3度低下した。


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