(株)シノケングループは8日、2012年12月期第2四半期決算を発表した。
当期(2012年1月1日~6月30日)の連結売上高は108億7,400万円(前年同期比16.2%増)、営業利益10億4,800万円(同36.1%増)、経常利益9億2,600万円(同82.5%増)、当期純利益8億100万円(同295.8%増)となった。
主力のアパート販売事業は、主にサラリーマン・公務員層にアパート経営の提案を実施。アパートの引き渡しが計画通り推移したほか、新たなアパート用地確保にも注力した結果、売上高35億5,200万円(同265.4%増)、セグメント利益2億8,400万円(前年同期:セグメント損失3,100万円)を計上。
マンション販売事業については、区分販売では前年度確保した物件を計画通り販売。マンション販売業者に対する一棟販売は、今期の販売計画がなかったため売上高は減少した。なお、翌四半期以降の販売予定物件の工事は順調に進捗。売上高は48億8,800万円(前年同期比▲20.4%)、セグメント利益6億8,400万円(同4.9%増)となった。
なお同社は同日、2月14日に公表した2012年12月第2四半期決算の上方修正を発表した。
主力の不動産販売事業において販売が堅調に推移していること、不動産賃貸管理事業、金融・保証関連事業やその他事業についても適切なコスト管理の下、順調に推移していること、金融機関からの借り入れの調達コストが低減し、営業外収支も向上していることが、その要因。
修正後の営業収益は235億円(前回予想比2.2%増)、営業利益15億円(同7.1%増)、経常利益11億円(同22.2%増)、当期純利益9億5,000万円(同46.2%増)。