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完成工事総利益率低下などが響き、営業利益大幅減の30億7,400万円に/長谷工コーポレーション13年3月期第1四半期決算

 (株)長谷工コーポレーションは、2013年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期の連結経営成績は、売上高1,106億5,000万円(前年同期比▲1.7%)、営業利益30億7,400万円(同▲28.6%)、経常利益23億7,700万円(同▲37.4%)、純利益13億8,300万円(同▲47.9%)であった。

 セグメント別に見ると、設計施工関連事業では、分譲マンション新築工事を首都圏で大規模物件(200戸以上)を含め17件、近畿で大規模物件含め3件、計20件を受注。完成工事については分譲マンション5件を含む計9件の竣工・引き渡しを実施し、売上高679億円(同4.2%増)と増収に。しかし完成工事総利益率の低下などの影響で営業利益は37億円(同▲20.1%)にとどまった。
 不動産関連事業では、マンション販売受託で震災影響のあった前年同期に比べ、モデルルーム来訪者数・契約戸数ともに増加したものの、引渡戸数が減少したため、売上高185億円(同▲23.0%)、営業損失1億円(前年同期:営業利益1,200万円)となった。

 通期は売上高5,300億円、営業利益240億円、経常利益200億円、純利益120億円を見込んでいる。


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