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東京・多摩市の建て替えマンション、「サスティナブル ビルディング評価融資」で高い評価/東京建物

「Brillia 多摩ニュータウン」外観予想図

 東京建物(株)は14日、同社が開発に参画している日本最大規模のマンション建て替えプロジェクト「Brillia 多摩ニュータウン」(東京都多摩市、総戸数1,249戸)が、(株)三井住友銀行による「SMBC サスティナブル ビルディング評価融資-レジデンス版-」の「プラチナ」評価を取得したと発表した。

 「SMBC サスティナブル ビルディング評価融資」は、同銀行とCSRデザイン&ランドスケープ(株)が作成した独自の評価基準に基づき、企業が保有・建設するビルディングのサスティナビリティ(持続可能性)を評価するもの。集合住宅を対象とした“レジデンス版”では、同物件が第1号。

 約6,900平方メートルに及ぶ敷地に多くの木々を残し、住民との触れ合いの場を設けていること、太陽光発電やLED照明、屋上・壁面の緑化、EVチャージャー等による環境への配慮やエネルギーの見える化を実施していること、居住者・地域住民のための防災広場を設け、共用の防災備蓄倉庫を備えるなど、防災対策を実施していること、などが評価された。

 同物件は、京王相模原線「京王永山」駅・小田急多摩線「小田急永山」駅徒歩7分。鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上14階地下1階建て。全7棟で構成。敷地面積6万4,399.93平方メートル。竣工は13年10月下旬、入居は同年11下旬の予定。なお、分譲戸数684戸のうち、第1期300戸・第2期230戸は即日完売している。


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