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物流施設の屋根に約24メガワットの太陽光発電システム導入へ/プロロジス

2013年春発電開始予定の「プロロジスパーク川島」(埼玉県比企郡)

 プロロジスの日本支社は3日、全国で所有・運営する物流施設の屋根を活用しての太陽光発電プロジェクトを始動する。

 プロロジス世界本社では、企業としての責任(Corporate Responsibility)への取り組みの一環として、全世界で約80メガワット以上の太陽光発電システムを、各国で運営する物流施設の屋根に導入している。
 日本では、2009年5月に竣工したマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク座間1」(神奈川県座間市)に発電出力1メガワットの太陽光発電システムを採用した。今後、再生可能エネルギーの固定価格買取制度のスタートに伴い、自社施設の屋根を活用してクリーンエネルギーを広く供給する目的で、大規模な太陽光発電システムの導入計画を進めている。

 今後、東北から九州までの各地に保有する施設(開発中を含む)の屋根に、1棟当たり最大2,300キロワットの太陽光発電システムの導入を進めていく。全棟合計で最大24メガワットの規模が見込まれる。

 なお、第1弾として、13年春の発電開始を目指し、全国8棟の施設にあわせて約10メガワットのシステムを導入する計画。


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