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住宅事業が好調、営業利益114%増/東日本ハウス12年10月期第3四半期決算

 東日本ハウス(株)は4日、2012年10月期第3四半期決算を発表した。

 当期(11年11月1日~12年7月31日)の連結経営成績は、売上高330億2,900万円(前年同期比10.0%増)、営業利益12億9,800万円(同114.0%増)、経常利益8億3,000万円(同634.1%増)、四半期純利益7億4,100万円(前年同期:四半期純損失1億8,400万円)となった。

 住宅事業において、太陽光発電装置を価格据え置きで全棟に標準搭載し、同グループの基本ポリシーである高耐久性を維持しつつ、値ごろ感のある環境配慮型商品の販売に注力。収益改善を図るため、原価低減、経費削減を積極的に推進した。その結果、期首受注残高および期中受注高の増加に伴う完成工事高の増加等により、売上高273億4,000万円(同8.6%増)、営業利益14億9,700万円(同41.4%増)を計上した。また、受注残高は前年同期末比35億6,700万円増と堅調に推移している。

 ホテル事業は、前年同期が東日本大震災の影響を受け大幅な減収減益であったこと、ネット予約客が増加したことで、売上高50億2,700万円(同20.3%増)、営業利益4億5,800万円(同313.5%増)となった。

 通期については、売上高568億4,000万円、営業利益55億2,000万円、経常利益49億円、当期純利益44億円を見込んでいる。


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