ホテルとマンションを全国展開するアパグループ(株)は5日、高級マンションブランド「CONOE(コノエ)」シリーズ9棟目となる「CONOE<銀座イースト>」(東京都中央区)の起工式を開催した。
同物件は、コノエシリーズとしては中央区3棟目、銀座周辺エリアでは初の展開となる。東京メトロ有楽町線「新富町」駅より徒歩2分、「銀座一丁目」駅より徒歩7分に立地する、地上10階建て、敷地面積277.43平方メートル、延床面積1,863.42平方メートルのマンション。住戸は、専有面積約40~61平方メートル、間取りは1LDK~3LDKの全3タイプを用意。
全邸角住戸プランで、ホテルライクな内廊下をはじめ、視界が開ける西側住戸については壁一面に大型サッシを採用。また、Low-E複層ガラス、LED照明、超節水型トイレ、高効率ガス給湯器「エコジョーズ」を採用するなど、エコ仕様とした。その他、「トラッキング火災防止コンセント」の設置、災害時に備え食料や簡易トイレなどを備蓄する防災倉庫を各階に設置するなど防災にも配慮。さらに、最寄りの4つのアパホテルを、ゲストルームとして特別価格で利用できるサービスも用意する。
同日会見した同社代表の元谷外志雄氏は「今回の開発地は、リーマンショック後の地価下落時に割安で購入した土地。今後も東京を中心に投資していき、ブランドアップを図るとともに、ファミリー向けマンションのほか、タワーマンションや総合都市開発事業なども展開していく」などと述べた。
販売時期と価格は未定。竣工は13年10月末日、入居は同年11月末日を予定している。