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一級建築士試験、学科試験合格率は18.2%/国交省

 国土交通省は4日、2012年一級建築士試験「学科の試験」の合格者を発表した。

 7月22日に、全国58会場で実施された同試験の実受験者数は2万9,484人(11年3万2,843人)。そのうち合格者は5,361人(同5,171人)、合格率は18.2%(同15.7%)となった。
 
 合格者の属性は、学歴・資格別では「大学」が64.5%、「二級建築士」が23.4%、「各種学校」が8.1%。年齢別では、「30~34歳」が26.6%でトップ。以下、「27~29歳」が21.8%、「24~26歳」と「35~39歳」が17.4%で同率、「40歳以上」が16.8%となった。

 合格基準点は、学科1(計画)が11、学科2(環境・設備)が11、学科3(法規)が16、学科4(構造)が16、学科5(施工)が13、総得点は94点。
 なお、学科試験の合格者を対象にした「設計製図の試験」は10月14日に実施され、最終的な合格者の発表は12月20日に行なわれる予定。


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