伊藤忠アーバンコミュニティ(株)は1日、震度5強の首都圏直下型地震が発生したことを想定した災害対策シミュレーション訓練を実施した。
同訓練は、休日・夜間に災害が発生した際、管理職各自が会社の指示を待つことなく危機管理・事業継続を実践するために何をしなければならないかを理解し、実践することを目的とした訓練で、約80名の管理職が参加した。
災害発生時に、「管理受託しているマンション・ビルの被災状況確認に向かう担当」「本社・支店・営業所等の各拠点へ出社する担当」の2つにグルーピングしてあらかじめ役割を分担。公共交通機関がすべて使えないことを想定し自宅から各拠点、マンション・ビルの安全確認に徒歩もしくは自転車で向うという訓練を行ない、災害対策本部(西東京支店)と首都圏内の5拠点における初動体制の確認を実施した。
同社は、今回の災害対策シミュレーション訓練の結果を踏まえ、今後もより一層災害対策・BCPを強化していく方針。