産業ファンド投資法人(IIF)は14日、ロンドン証券取引所100%出資のFTSE社が作成する不動産投資指数「FTSE EPRA/NAREIT グローバル不動産インデックス・シリーズ」に、同投資法人が組み入れられることになったと発表した。
同インデックスは、世界の上場不動産株、REITなど412銘柄で構成されている。組み入れには、時価総額、流動性、グローバルスタンダードを満たす英文開示等の基準を満たすことが必要。
同投資法人では、2回の公募増資と投資口価格の上昇により、時価総額は2010年1月4日を基準として、約4.2倍の803億円に成長。これにより基準を満たし、組み入れが決定したもの。
なお、同社が定義するDeveloped Asia Region(オーストラリア、香港、日本、ニュージーランド、シンガポール、韓国)では、同投資法人が今回唯一の新規組み入れ銘柄。