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国際地震工学研修の修了生23名が帰国/建築研究所

修了証書授与の様子

 (独)建築研究所は21日、昨年10月に開講した「第52回国際地震工学研修」の修了を発表した。

 1960年より開始した同研修は、国際協力機構(JICA)と協力して行なっているもの。政策研究大学院大学(GRIPS)との連携により、所定の単位を取得することで修士号を取得できる。そのほか、同研修以外にも約2ヵ月程度の各種研修を実施しており、それらも含めた修了生の累計は、これまで98ヵ国、1,580名にのぼる。

 13日には同研究所(茨城県つくば市)で閉講式を実施。研修生全員に修士号学位を授与した。研修生を代表して挨拶をしたドゥイ氏(インドネシア・気象気候地球物理庁職員)は、「この研修で学んだ知識、技術や東日本大震災の被災地等を訪れた研修旅行で体験した貴重な経験を今後も大いに活用し、母国の発展に貢献できるものと確信しています」と述べた。


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