住宅保証機構(株)は9月28日、「まもりすまい売買・リフォームセット保険」の販売について、国土交通省の認可を受けたと発表した。
「まもりすまい売買・リフォームセット保険」とは、既存住宅の個人間売買により引き渡された住宅で、引き渡し後にリフォーム工事を実施する際に、既存住宅保険とリフォーム保険をセットで加入することが可能な保険商品。これにより、既存住宅保険とリフォーム保険を別個に加入する場合に比べて、費用の低廉化、手続きの簡素化を図ることが可能となる。
保険契約者は、既存住宅売買に伴う瑕疵保証検査を行なう建設業許可を持つ検査期間で、その物件のリフォーム工事を実施する者。
対象となる住宅は、(1)個人が売主として売買契約が締結される一戸建ての既存住宅、(2)引き渡し後、6ヵ月以内にリフォーム工事が完了する住宅、(3)新耐震基準に適合している住宅、(4)住宅保証機構が実施する現場検査に合格した住宅、(5)保険契約者と買主との間で、瑕疵保証責任について約定していること、のすべての要件を満たすもの。
なお、保険契約の申込受付は10月1日から開始している。