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銀座のビルが「SMBCサステイナブル ビルディング評価融資」でゴールドを取得/DOI

 大和証券オフィス投資法人(DOI)は1日、保有するオフィスビル「Daiwa銀座ビル」(東京都中央区)が、三井住友銀行の「SMBCサステイナブル ビルディング評価融資」で「ゴールド」を取得としたと発表した。

 「SMBCサステイナブル ビルディング評価融資」は、三井住友銀行とCSRデザイン&ランドスケープ(株)が作成した独自の評価基準に基づき、ビルの環境性能や、BCP・BCM等のリスク管理に必要な取り組み、サステイナブル経営の方針と実践等を評価し融資する。

 「Daiwa銀座ビル」は、延床面積1万2,660.06平方メートル、1963年築のオフィスビル。(1)全社的な環境配慮の取り組みを進め、グリーン調達・廃棄物管理等の目標管理を開始している、(2)ダブルスキンシステムによる西面の日射遮蔽によるヒートアイランド対策、空調負荷の軽減と入居者の眺望確保を同時に実現している、(3)大改修の際実施した耐震補強工事で高い耐震性を達成し、BCP対策も備えている、(4)飲食店を含む商業用途の比率が比較的高いビルであるにもかかわらず、省エネ対策に積極的に取り組んでいる、ことなどが高く評価された。


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