大京グループの(株)大京リアルドは、1棟マンションのリノベーション事業に参入。第1号物件を取得した。
グループのマンション事業に関わる仕入れ、設計、建築、販売、アフターサービス、管理、仲介、リフォームなどのノウハウと経験を生かし、既存住宅に新たな付加価値を与える事業として参入するもの。1棟単位でリノベーションすることで専有部を新築同等にレベルアップ。共用部をデザイン、機能の両面でバリューアップし、セキュリティ、プライバシー対策、バリアフリー、防災備蓄倉庫の設置、管理の充実など新たな付加価値を提供することで、総合的に建物全体の資産価値を向上させる。
ベースとなる物件は、建物のゆとり、堅牢さ、管理・修繕・維持が十分にされているものを厳選し、第三者評価機関による建物総合診断を実施。修繕や交換が必要なものは、判定調査を徹底。建物診断結果を踏まえ、大規模修繕工事を実施し、防水・配管・外壁など特定の劣化があれば、是正の上、既存住宅性能評価A判定を取得する。
また、今年7月より展開している専有部分1戸単位のリノベーションマンションブランド「Renoα(リノアルファ)」同様に、アフターサービスを強化。既存住宅性能評価に加え、既存住宅瑕疵保険、(一社)リノベーション住宅推進協議会」の定める適合住宅(R3)認定を取得予定。
なお、第1号物件は、千葉市美浜区内の地上4階建て、総戸数23戸のマンション。