不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

「グランフロント大阪」まちの概要が決定/うめきた先行開発区域プロジェクト開発事業者

「グランフロント大阪」全景パース

 うめきた先行開発区域プロジェクト開発事業者(12社)と(一社)グランフロント大阪TMO、(一社)ナレッジキャピタルは、大阪「うめきた」において開発を進めている「グランフロント大阪」の概要を発表した。

 「グランフロント大阪」は、梅田貨物駅を中心とする約24haの都市再生緊急整備地域内「うめきた」の先行開発区域約7haにオフィスや商業施設、ホテル・サービスレジデンス、分譲住宅、産業創出や文化発信等を行なうナレッジキャピタルを開発するもの。
 同プロジェクトは“多様な人々や感動との出会いが新しいアイディアを育むまち”を開発ビジョンとして、大阪・関西からアジア・世界へのゲートウェイとなることで、日本の成長・発展の実現を目指す。

 グランフロントの玄関口となるAブロック地下1~2階にはパナソニック(株)が運営するショールーム「パナソニックセンター大阪」の進出が決定。
 「パナソニックセンター大阪」と「パナソニックリビングショウルーム大阪」を統合して開設するもので、“明日のライフスタイル”をテーマに最新のスマート家電や住空間を総合的に体験でき、新たな暮らしの価値を顧客と共に考える「共創」をコンセプトに展開していく。
 「住・美・食・楽」をテーマに構成された各フロアでは最新商品の体験のほか、セミナーやワークショップも開催する。

 A・Bブロック低層部の商業施設「グランフロント大阪 ショップ&レストラン」は“お散歩”をコンセプトに、豊かな水と緑に囲まれた環境を創設。都心部のターミナル立地としては日本最大級となる店舗面積(約4万4,000平方メートル)を活かして関西旗艦店等を集積した物販ゾーンや飲食・食物販ゾーン等を創設。266店舗の入居を予定している。

 そのほか、「ナレッジキャピタル」の1~6階に位置する『フューチャーライフショールーム』には21の企業や大学が参画。来街社が参加できるワークショップやイベントを開催することで、場(施設)と機能(人的支援)を活用させていく。また、まちと来街者をつなぐ「コミュニケーション・プラットホーム」を整備する。

 13年3月の竣工、同年4月の開業予定。


最新刊のお知らせ

2025年8月号

社員が成長すると、会社も伸びる! ご購読はこちら