アトラクターズ・ラボ（株）は5日、マンション入居者への管理満足度調査結果を公表した。同社ウェブサイト会員でマンション入居者を対象にインターネットでアンケート。サンプル数は860件で、サンプル数30件以上の管理会社をランキング対象とした。
満足度の総合1位は4年連続で野村リビングサポート（株）。2位に昨年6位の大和ライフネクスト（株）がランクアップ。3位は住友不動産建物サービス（株）（昨年3位）だった。以下、4位三井不動産住宅サービス（株）（同2位）、5位（株）大京アステージ（同5位）、6位三菱地所コミュニティ（株）（同8位）、7位（株）長谷工コミュニティ（同4位）、8位東急コミュニティー（株）（同7位）となった。
野村リビングサポートは、管理人に対する満足度のうち、役立ち度、態度、業務遂行度、対応力、ホスピタリティでトップ。管理会社に対する満足度でも、会社業務遂行、やる気、フロント担当者の対応力、フロント提案力すべてで1位となり、全体満足度、推奨度でも1位だった。
また、今回の調査では、評価項目と総合満足度との相関関係を分析。その結果、管理会社の取り組み（会社業務遂行、やる気、フロント担当者の対応力、フロント提案力）が大きく影響する一方、コストパフォーマンス（管理費の高さ、修繕計画・修繕積立金、共用部清掃）などは影響が少なく、ユーザーはコストパフォーマンスを重視していることが分かった。