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港北NTの低層・大規模マンションが竣工。外観と環境に高い評価/住友不

「シティテラス横浜仲町台壱番館」外観。ヨーロッパの石造洋館を意識、窓枠と柱による「グリッドデザイン」が特徴的
敷地は、保存樹も含め約3割が緑地で、バルコニーのすぐ目前まで緑が迫る。バルコニーは、この緑を取り込むため、奥行きを2

 住友不動産(株)が建設・販売を進めてきた分譲マンション「シティテラス横浜仲町台壱番館」(横浜市都筑区、総戸数245戸)が竣工。4日、報道陣に公開された。

 同物件は、横浜市営地下鉄ブルーライン「仲町台」駅徒歩8分に立地する、地上7階建ての低層大規模マンション。建設地は、大学施設跡地で市営公園に隣接。周囲も緑に溢れていることから、敷地の3割を既存樹の保存を含め緑地とし、周囲の緑との連続性を出し、空地率も56%とゆとりを持たせた。

 また、建物外観は、ヨーロッパの石造洋館を意識したデザインとし、天然石と吹き付けタイルで演出した窓枠と柱による「グリッドデザイン」を採用している。住戸は、2LDK・3LDK、専有面積55~97平方メートル。周囲の緑を取り込み快適性を高めるため、バルコニー奥行きを2,200mmと広くしたのが特長。

 2011年12月から販売を開始しており、これまで181戸が販売済み。既販売住戸の価格は、3,490万~6,480万円。坪単価は約200万円。来場者は1,000組超。購入者の8割が横浜市内居住者で、4割が港北ニュータウン居住者。緑が多く、生活インフラが整っている住環境と、緑地を多く設けたランドプラン、個性的な建物デザインが高く評価され、地元の賃貸居住ファミリー層中心に好調に売れている。

 なお次期販売は、10月末開始予定。


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