住友林業（株）は、従来よりも耐震性能が向上し、スケルトン・インフィルへの対応力も強化したNewビッグフレーム（BF）構法を、6日に発売した。
BF構法とは、2005年に発売した同社オリジナル構法で、日本初の木質梁勝ちラーメン構造として特許を取得している。通し柱を必要としない梁勝ち構造であるため、上下階の柱位置の異なるプランが設計可能で、設計自由度が高く、ラーメン構造ならではの壁一面の大開口や広々とした大空間が設計しやすい。
「NewBF構法」は、高剛性・高強度を生み出す接合金物を改良。ビッグコラムの性能を大幅に向上させ、スケルトン・インフィルをより実現しやすくした。
同構法の発売に合わせ、BF構法を採用する平屋・2階建て商品「BF-Si」、3階建て商品「Proudio」をリニューアル。「BF-Si」は、ビッグコラムの性能向上によって広がる間取りの提案力を活かし、間仕切りのない広々とした大空間や、壁面いっぱいに広がる大開口による豊かな採光を実現。「Proudio」は、木造住宅の柔軟な対応力で法規制に対応しながら、都市の暮らしを快適に過ごすことのできる提案力が向上した。
なお、本体価格は、BF-Si（ビーエフエスアイ）は、3.3平方メートル当たり55万円から（税込み）。Proudio（プラウディオ）は、3.3平方メートル当たり62万円から（税込み）。