不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

東京・麻布十番のリノベーション物件が竣工/リオ・ソリューション

複合賃貸ビル「ジュールA」の外観。個性的なデザインの外壁には騒音を低減する効果があるという
1007号室の内装。落ち着いた雰囲気の中にも白を基調とした清潔感のある仕上がり

 (株)リオ・ソリューション(東京都千代田区)は11日、複合賃貸ビル「ジュールA」(東京都港区)で、2012年9月にフルスケルトンリノベーションを実施した住戸部分(10~11階、総戸数14戸)の内覧会を開催した。

 同物件は、東京メトロ南北線、都営大江戸線「麻布十番」駅5番出口直結で徒歩1分に立地する、鉄骨鉄筋コンクリート陸屋根地上11階地下4階建て。駐車場(地下4~地下2階)・店舗(地下1~地上3階)・オフィス(4~9階)で構成されているが、住戸内設備などの老朽化が進んだため、改修が行なわれた。

 フルリノベーションに際しては共用部分・住戸内ともに解放感と快適性を確保するための工夫がされた。そのほか、環境性能向上にオール電化やLED照明などを採用した。

 共用部分は、内装に木の素材をふんだんに使用、明るく、温かみのある印象を演出。ホテルのような内廊下は内装面だけでなく、プライバシーにも配慮した。

 間取りはSTUDIO~1LDK。専有面積が49.78~72.84平方メートル、最多面積帯は50平方メートル前後。賃料は28万5,000円~48万円(別途共益費)。

 同社第1不動産仲介事業部の横田直子氏は、「高所得者層や外国人など、麻布十番という立地を満喫したい人がターゲット。セカンドハウス利用も提案していきたい」などと述べた。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら