オリックス不動産投資法人(OJR)は12日、2012年8月期決算を発表した。
当期(2012年3月1日~8月31日)の営業収益は122億7,100万円(前期比1.0%増)、営業利益50億3,200万円(同▲3.0%)、経常利益33億2,100万円(同▲4.0%)、当期純利益33億1,500万円(同▲3.4%)。1口当たり分配金は1万1,656円(同▲166円)であった。
中長期的な安定分配の実現を目指し、用途分散、地域分散、オフィスの物件規模の拡大、資産の入れ替えに注力。
3月に「リオス三宿」、4月に「ベルファース宮町」および「ベルファース晩翠通り」、5月に「ベルファース戸越スタティオ」、6月に平成観光札幌駅前ビル、7月に「盛岡南ショッピングセンターサンサ」を取得。取得価格の合計は155億400万円。一方、「越谷ロジスティックセンター」を8月に売却。譲渡価格は38億3,000万円。
なお、運用不動産の稼働率は当期末において98.0%、一定の水準を維持している。
次期は、営業収益120億6,900万円、営業利益48億6,800円、経常利益31億9,500万円、当期純利益31億8,500万円、1口当たり分配金1万1,200円を見込んでいる。