(株)ウエストホールディングスはこのほど、2012年8月期決算を発表した。
当期(11年9月1日~12年8月31日)の連結売上高は257億6,300万円(前期比17.1%増)、営業利益14億9,700万円(同▲2.4%)、経常利益12億8,600万円(同▲2.5%)、当期純利益8億9,100万円(同▲11.4%)。利益の前年割れは、グリーンエネルギー事業体制の大幅強化を目的とした人員増強など初期投資がかさんだため。
主力のグリーンエネルギー事業は、新たに開始された制度の遅れ等が響き、予定していた産業用太陽光発電システムの工事着手・完成が当初より遅れ、住宅用太陽光発電システムの新築ビルダー向け販売事業開始についても大幅に遅れた。その結果、売上高228億1,700万円(同25.7%増)、営業利益15億8,800万円(同7.1%増)にとどまった。
エコリフォーム事業は、提携先住宅ストック、リフォームOB顧客に対し、省エネ・創エネ・蓄エネに直結するスマートハウス化の提案営業を推進。売上高29億2,900万円(同▲22.3%)、営業利益4億7,700万円(同▲21.5%)になった。
次期は、連結売上高452億2,000万円、営業利益38億3,300万円、経常利益35億3,300万円、当期純利益19億4,300万円を見込んでいる。