ヒューリック(株)は18日、建替事業として進めていた社員寮「ヒューリックガーデン津田沼」(千葉県船橋市、総戸数51戸)が竣工したと発表した。
同物件は、同社が所有していた2棟の社員寮を老朽化により建て替えていたもの。2012年3月に、隣地の「ヒューリックレジデンス津田沼」(同、総戸数99戸)が、先行竣工している。敷地面積は1,919.8平方メートル、延床面積は2,045.38平方メートル。鉄筋コンクリート地上4階建て。厨房と食堂を備えたオール電化仕様。
“軽快感”を意識したシンプルなファサードデザインとし、外壁は「ヒューリックレジデンス津田沼」と同一のタイルを採用。同建物との間の敷地には自主管理公園を配置し、2棟が一体となるデザインとしたほか、中央の公園を中心に植栽を充実させることで生物多様性の向上に貢献。JHEP認証の“AA”を取得している。
また、高効率給湯器とペアガラスを採用することで、省エネ法に基づく「トップランナー基準」としたほか、屋上に96枚の太陽光パネルを設置。共用部・専有部含めすべての照明にLED照明を採用するなど、環境に配慮した。
なお同物件は、(株)九電工への一括賃貸が決定している。