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建築請負工事が好調、13年3月期第2四半期の営利50%超の上方修正/フジ住宅

 フジ住宅(株)は19日、2013年3月期第2四半期決算および通期の業績予想を修正した。

 第2四半期は、中古住宅販売事業における中古物件の仕入競争激化の影響を受け、売上高が当初予想より24億円減少。一方、土地有効活用事業における建築請負工事が順調に進み、年間売上予想の64.3%を当期に計上した。その結果、連結売上高は325億円(前回発表比▲0.6%)の微減となったが、営業利益20億円(同50.4%増)、経常利益19億7,000万円(同51.5%増)、当期純利益12億円(同51.9%増)に上方修正した。

 通期については、引き続き厳しい仕入競争が続き、売上高は期初予想を下回るが、土地有効活用事業の工事進捗が順調に進み、中古住宅の利益減を補うことが可能とし、連結売上高700億円(同▲6.7%)に修正。利益予想については、期初予想からの変更はなく、営業利益41億円、経常利益40億円、当期純利益24億2,000万円。


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