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町田市の戸建分譲が「景観協定」第1号認可を取得/小田急不動産

シンボルツリーがあるまちの中心の公園を望むまち並み

 小田急不動産(株)は、7月から販売を開始した戸建分譲地「リーフィア町田小山ヶ丘」(東京都町田市、総区画数196戸)が、町田市で第1号となる「景観協定」の認可を取得したと発表した。

 同市の景観計画は、09年12月に策定されたもので、屋根や外壁の色彩の制限、建物の階数2階以下・高さ10m以下、植栽の維持管理や緑地帯の保全、屋外広告物の設置の制限などが科せられる。同社は景観づくりの先導的事例となることを目指し、住民への分譲に先立ち守るべき基準をあらかじめ定め、建て替えなどによる景観の変化等に対するトラブルを未然に防止。住環境の維持を図ることを目的に同市と協議を重ね、12年9月25日付けで認可を受けた。

 「リーフィア町田小山ヶ丘」は、多摩丘陵西端の丘の上に位置。その特性を活かし、「森に佇み、森を育む」というコンセプトを策定し、電線類の地中化や分譲地南側の保存緑地と連続する外周部の緑化、公園・広場の設置、ゆとりある敷地規模の確保を行なっている。


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