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仙台市のビルが「SMBCサステイナブル ビルディング評価融資」でプラチナを取得/平和不動産

「一番町平和ビル」外観

 平和不動産(株)は19日、同社が保有する「一番町平和ビル」(宮城県仙台市)が、(株)三井住友銀行の「SMBCサステイナブル ビルディング評価融資」で「プラチナ」を取得したと発表した。

 「SMBCサステイナブル ビルディング評価融資」は、三井住友銀行とCSRデザイン&ランドスケープ(株)とが作成した独自の評価基準に基づき、企業が保有・建設するビルの環境性能や持続可能性確保のために必要な耐震、BCP・BCMなどの「リスク管理」への取り組み、およびそれらを推進する「サステイナブル経営の方針と実践」などを評価するもの。

 同ビルは、地上10階建て、敷地面積1,737.99平方メートル、延床面積1万1,079.43平方メートル、竣工は2012年1月。(1)全館LED照明、高効率空調システム、全熱交換器の採用など、省エネ性能が優れた設備機器、(2)照明、空調の中央制御や、細かい回路ゾーン分けと人感・昼光センサー導入による照明制御、(3)カーテンウォールの全てに高性能のLow‐Eペアガラスを採用し、眺望の確保とヒートアイランド対策を両立、(4)超節水型トイレ機器の製品開発への協力や、寒冷地初となる壁面緑化の導入といった先導的役割、(5)PML値が2%台の高い耐震性と、予備電源の設置などのBCP対策、などが高く評価された。


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