(株)細田工務店は23日、YKK AP(株)とのコラボレーションにより戸建分譲団地「グローイングスクエア狛江」(東京都狛江市、総区画数20区画)で自然の力を活かしたパッシブデザインを取り入れたと発表した。
今回のプロジェクトは、YKK APが周辺からの風の流れが分譲地と建物にどのような影響を与えるかをエリアをデータモデル化して解析。住戸設計において、建物計上や屋根型・窓の形状や位置を検証。通風性の高いプランとした。また、ベランダの手すりを工夫し、2階や1階の通風を向上させるなど、住宅内に風を取り入れエアコンの利用時間を抑える“パッシブなエコの住まい“を実現した。
また、分譲地全体で外構・植栽をデザインし、“風を感じる街づくり”を実現。自然エネルギーを最大限に利用した“パッシブデザインの街”とした。
住戸は、敷地面積は120~123平方メートル。建物面積91~97平方メートル。竣工は10月下旬で、13年2月下旬を入居予定。