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海外投資家の日本不動産への関心が回復/JLLフォーラム

パネルディスカッション「ホテル開発-国内外での成長戦略と考慮すべき要因」の様子。モデレーターはJLLホテルズ執行役員・沢柳知彦氏

 ジョーンズ ラング ラサール(株)(JLL)は24日、ANAインターコンチネンタルホテル東京(東京都港区)で「ホテル・不動産投資フォーラム2012」を開催した。

 冒頭、JLL日本代表取締役社長・河西利信氏は「東日本大震災で落ち込んだ海外投資家の日本の不動産への関心が回復してきている。この機に投資家やレンダー、運用会社など関連業界から主要なプレーヤーを招き、ホテルを含む国内外の不動産マーケットの現状を再確認する場を提供したい」と挨拶した。

 続いて、JLL日本リサーチ事業部長・赤城威志氏による「日本不動産市場の動向」やJLLホテルズ エグゼクティブ ヴァイスプレジデント・寺田八十一氏らによる「日本ホテルマーケットの動向」などの講演、国内外の投資家やホテルオペレーターらによるパネルディスカッションなどを実施。海外投資家から注目が集まる日本の不動産・投資マーケットの動向や見通しについて活発な議論が行なわれた。

 なお、参加者は国内外合わせて約350名にのぼった。


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