（社）日本不動産学会は25日、第19回日本不動産学会業績賞および田中啓一賞の受賞者を発表した。
業績賞は、優れた不動産事業を顕彰するもので、不動産開発事業だけでなく、金融、流通、管理、調査、出版、情報、教育など幅広い不動産事業や関連制度が対象。田中啓一賞は、同学会会員で学際的、実務的または不動産政策に積極的な活動をしていると認められる個人を春に、ユニークな活動を行なったと認められる団体を秋に表彰している。
今回の業績賞は、「『DBJ Green Building認証』の創設」（（株）日本政策投資銀行）、「大型シェアハウスのコンセプト設定とメディア化によるバリューアップ」（安田不動産（株））、「アークヒルズ仙石山森タワー～虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業～」（森ビル（株））の3件。
また田中啓一賞は、業績賞も受賞した「大型シェアハウスのコンセプト設定とメディア化によるバリューアップ」（安田不動産（株））」が選ばれた。
表彰式は、27日開催の同学会秋季全国大会（会場：福岡大学七隅キャンパス）で行なわれる。