三井不動産リアルティ(株)は25日、「マンション住まいシングルの“住みかえ”に関する意識調査」結果を発表した。首都圏在住、31~60歳の未婚の単身者で、居住用マンション購入者(312名)、賃貸マンション入居者(310名)をアンケートしたもの。
同調査では、マンション購入者の80.8%が「購入してよかった」と回答。現在の住環境・住まいも、新築マンションでは88.2%、中古マンションでは89.7%が「満足」と回答し、満足度の高さが顕著となった。一方、賃貸マンション入居者の約3割が現在の住環境・住まいに「不満」と回答、61.6%が「将来的に住まいを購入したい」とした。
マンション購入者の購入理由は、「家賃を払い続けるのがもったいない」がトップ。続いて「家賃並みの支払いで購入できるなら、買った方が得」となった。賃貸マンション入居者の購入しない理由では、「ライフスタイルの変化にあわせて、気軽に住みかえができる」が1位となったものの、「購入資金が足りない」「長期的なローンを組むことが不安」など、金銭的な理由が上位に入った。