アーバンライフ(株)は10月31日、2013年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。
当期(12年4月1日~9月30日)は、売上高11億4,700万円(前年同期比▲60.0%)、営業利益2億7,300万円(同81.7%増)、経常利益1億7,200万円(同253.6%増)、当期純利益1億4,100万円(前年同期:当期純損失2,300万円)と黒字化した。なお、当期より不動産管理事業をその他事業から独立させ、セグメント報告を行なっている。
不動産販売事業では、前連結会計年度から新規不動産の開発休止や当期における完成在庫の販売がなかったことから売上高の計上はなし(前年同期:売上高18億2,000万円)。また、販売物件のアフターサービス工事費用などの発生により営業損失900万円(同:営業利益1,400万円)となった。
不動産賃貸事業は、運営ビルの稼働率向上などに努め、賃貸収入6億5,100万円(前年同期比17.9%増)、営業利益2億6,300万円(同42.1%増)。
販売代理・仲介事業は、販売代理部門の新規受託が伸び悩み売上高は2億6,700万円(同▲14.2%)となったものの、コスト削減により営業利益は3,700万円(同98.8%増)となった。
不動産管理事業は、管理戸数および入居率が増加したことから、売上高1億1,600万円(同6.1%増)、営業利益1,800万円(同164.2%増)を計上した。
また、通期予想は前回発表時と変更なく、売上高22億1,000万円、営業利益4億2,000万円、経常利益2億8,000万円、当期純利益2億6,500万円を見込む。