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不動産販売セグメントが牽引、増収増益/グランディハウス13年3月期第2四半期決算

 グランディハウス(株)はこのほど、2013年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(12年4月1日~9月30日)の連結売上高は162億2,600万円(前年同期比6.9%増)、営業利益11億7,000万円(同42.7%増)、経常利益11億9,600万円(同43.3%増)、当期純利益6億7,200万円(同45.6%増)。

 不動産販売では、新築住宅販売において、営業社員の増員など継続的に営業体制の強化に努めてきたことで、戸建住宅の受注・販売とも好調に推移し、販売数は前年同期比29棟増の483棟となった。中古住宅販売においては、営業・仕入れ部門を分離し、仕入れ体制の強化に取り組んだことで、販売物件が充実化。販売数は前年同期比4棟増の97棟となった。その結果、不動産販売全体では売上高150億5,600万円(同7.5%増)、セグメント利益10億4,600万円(同50.4%増)となった。

 建築材料販売では、生産管理の強化など生産性の向上に取り組んだことでグループ内外への販売合計では増加したものの、グループ内需要が大きく伸びたことで外部への販売は減少し、建築材料販売の売上高9億7,300万円(同▲4.7%)に留まったが、セグメント利益は6,900万円(同121.1%増)となった。

 不動産賃貸では、運用コストの削減等の収益改善を図るとともに、一時的に販売用不動産を賃貸したことが増収・増益につながり、売上高1億9,500万円(同37.7%増)、セグメント利益1億2,300万円(同32.8%増)となった。

 通期では、売上高324億円、営業利益21億3,000万円、経常利益22億円、当期純利益12億2,000万円を見込む。


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