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アパート販売事業が黒字回復/シノケン12年12月期第3四半期決算

 (株)シノケングループは7日、2012年12月期第3四半期決算を発表した。

 当期(12年1月1日~9月30日)の連結売上高は168億4,600万円(前年同期比20.9%増)、営業利益15億3,400万円(同26.5%増)、経常利益13億1,100万円(同49.0%増)。連結子会社間の吸収合併による繰延税金資産の発生で、最終利益は10億6,800万円(同▲21.4%)となった。

 アパート販売事業は、主にサラリーマン・公務員層に対しアパート経営を提案。アパートの引き渡しは計画通り推移し、新たなアパート用地の確保にも努めた結果、売上高は50億7,100万円(同212.2%増)、営業利益は3億4,100万円(前年同期:営業損失1,800万円)となった。

 マンション販売事業は、物件の販売が順調に推移したほか、マンション販売業者に対する一棟販売においても、計画通り1棟を引き渡した。その結果、売上高は81億7,700万円(同▲9.3%)、営業利益は10億1,900万円(同▲2.2%)。

 通期は、連結売上高235億円、営業利益15億円、経常利益11億円、当期純利益9億5,000万円を見込む。


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