(株)長谷工コーポレーションは8日、2013年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(12年4月1日~9月30日)は、連結売上高2,434億1,000万円(前年同期比4.1%増)、営業利益93億3,900万円(同▲7.4%)、経常利益79億4,800万円(同▲9.3%)、当期純利益58億9,900万円(同4.5%増)。住宅関連事業の拡大へ向けた組織・体制変更により、一般管理費が増加、営業利益は前年割れとなった。
設計施工関連事業では、首都圏で大規模物件(200戸以上)7件を含む39件、近畿圏で大規模物件3件を含む12件、計51件の分譲マンション新築工事を受注。完成工事については、分譲マンション30件を含む、計38件の竣工・引き渡しを実施した結果、売上高は1,488億円(同5.4%増)と増加したものの、完成工事総利益率が低下し、営業利益は88億円(同▲16.6%)に。
不動産関連事業では、震災の影響を受けた前年同期に比べ、モデルルーム来訪者数・契約戸数ともに増加したが、引き渡し戸数が減少したため、売上高436億円(同▲0.4%)、営業利益9億円(前年同期:営業損失2億円)を計上した。
説明会で同社執行役員の山田義明氏は、「低水準にある住宅ローン金利を支えに、通期で2,850億円の受注高を目指す」などと述べた。
通期は、売上高5,300億円、営業利益240億円、経常利益200億円、当期純利益120億円を見込む。