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「進・スマートハイム」の分譲事業を本格化へ近畿エリアで用地取得/積水化学工業

 積水化学工業(株)住宅カンパニーは13日、スマートハウス仕様住宅「進・スマートハイム」による分譲住宅事業「スマートハイムシティ・プロジェクト」の本格展開に向け、近畿エリアで用地を取得したと発表した。

 「進・スマートハイム」は、太陽光発電システムと独自のコンサルティング型ホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)「スマートハイム・ナビ」、定置型大容量リチウムイオン蓄電池「e-Pocket(イーポケット)」の3点セットを搭載したもの。同社は、全国で分譲住宅の販売強化に取り組んでおり、近畿エリアでも、セキスイハイム山陽(株)と、セキスイハイム近畿(株)の2社が担当している。

 セキスイハイム山陽では、第1弾として、姫路市細江の用地を取得。最寄り駅は山陽電鉄「飾磨」駅徒歩約9分、平均区画面積は143.68平方メートル。17日から「スマートハイムシティ飾磨」(販売区画数58区画)の販売を開始し、「スマートハイムシティ」シリーズの販売体制強化を図る予定。

 セキスイハイム近畿では、12年3月より「スマートハイム」による分譲事業をスタート。さらに大規模な団地の開発に取り組むべく、大阪と奈良に用地を取得した。

 「スマートハイムタウン彩都(仮称)」(大阪府茨木市、販売区画数50区画)は、開発面積1万2,296.8平方メートル、平均区画面積184.06平方メートル。大阪モノレール「彩都西」駅徒歩約8分。販売開始時期は未定。「スマートハイムタウン高の原(仮称)」(奈良県奈良市、販売区画数57区画)は、開発面積1万7,707.45平方メートル、区画面積200~220平方メートル。近鉄京都線「高の原」駅徒歩約11分。販売開始時期は未定。


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