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設備リース事業の対象物件を拡大、本格展開/長谷工コーポレーション

 (株)長谷工コーポレーションは、同社グループが管理受託する首都圏の新築分譲マンションを対象に展開してきた設備機器のリース事業について、対象物件を拡大。今後「すまいリース」という名称で本格展開する。

 「すまいリース」は、マンションの設備機器を対象とした長期メンテナンス付きのリース。ガス給湯器、エコミュート、宅配ロッカー(電気自動車充電器の追加も可能)、防犯カメラの4種類でサービスをスタートする。

 同社グループ会社の(株)長谷工システムズが事業主とリース契約を結び、管理組合発足後に事業主から管理組合に地位継承する。メンテナンスは各メーカーが対応する。また、リース満了時には、管理組合が設備機器ごとに定めた無償譲渡、買い取り、再リース、交換から対応を選ぶことができる。

 同サービスを導入することで、入居者は、設備機器の故障時や交換時の出費を平準化できるとともに、リース期間を目途に設備更新が計画的に実施できる。一方事業主は、付帯設備に要するイニシャルコストの低減が実現できるという。

 リース料は、ガス給湯器で1,680円~(リース期間10年間)、エコキュートで5,460円(同8年間)~、宅配ロッカーと防犯カメラは物件ごとの見積もりとなり、リース期間はそれぞれ10年間・6年間。

 今後、近畿圏でも展開していく予定。


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