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名古屋駅前の大規模建替えビル、名称を「大名古屋ビルヂング」に決定/三菱地所

「大名古屋ビルヂング」完成予想図

 三菱地所(株)は28日、名古屋市中村区で開発を進めている「大名古屋ビル・ロイヤルパークイン名古屋建替計画」の建物名称を、旧建物の名称を継承し、「大名古屋ビルヂング」とすることを発表した。

 同プロジェクトは、敷地面積約9,150平方メートル、延床面積約14万7,000平方メートル、地上34階地下4階建てのオフィス店舗ビル。「大名古屋ビル」と「ロイヤルパークイン名古屋」の敷地を一体化し、土地の有効活用を図ることにより、名古屋駅前のランドマークの一つとして国際的・広域的な業務拠点を形成する。

 敷地と北側広場には、緑あふれる空間を整備。低層屋上部に約2,000平方メートルの緑豊かな屋上庭園を設置し、落ち着きのある憩いの空間を創出する。都市環境の保全、地域の省エネルギーの推進を図るため、地下4階に地域冷暖房施設も整備。また、地震後も継続的に機能維持可能な耐震性を確保、集中豪雨等にも備えたビルとして防災性能の向上を図る。

 2013年5月に新築工事着工、15年10月の竣工を目指す。


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