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海外からの投資誘因で売上増を目指す/JLL

「海外投資家の日本の不動産への関心は急速に回復してきている」などと話すJLL日本代表取締役社長・河西利信氏

 ジョーンズ ラング ラサール(株)(JLL)は28日、帝国ホテル(東京都千代田区)で記者懇親会を開催した。

 冒頭、JLL日本代表取締役社長・河西利信氏は、日本国内の売上高(69億円(2012年第3四半期現在))について、「日本国内における売り上げは経済規模に比して、決して大きい数字ではない。海外の法人および個人投資家に日本の不動産をさらに紹介し、新たな投資家層を拡大することで国内での業務を拡大させていきたい」などと語った。

 続いて、JLL日本リサーチ事業部長・赤城威志氏が「2012年の不動産市場の総括と2013年の見通しについて」をテーマに講演を実施。賃貸市場に関しては、「オフィス賃料は今年第2四半期に底を打ち、回復基調が継続する」などと予測した。
 不動産投資市場に関しては、「今後の消費回復を見込んでリテールや物流施設の取り引きが増加している。JREIT投資も後押しし、活況を呈する可能性がある」と分析した。


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