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省エネ機器設置、「必要性を感じない」が最多に/東京都「都民生活に関する世論調査」

 東京都生活文化局は、「都民生活に関する世論調査」結果を発表した。

 調査対象は、東京都全域に住む満20歳以上の男女個人で、調査方法は調査員による個別訪問面接聴取法。調査期間は2012年8月24日~9月9日、標本数は3,000標本、有効回収標本数は2,002標本(66.7%)。

 東京定住意向については、「住みたい」76.2%(11年調査比0.8ポイント増)、「住みたくない」11.2%(同▲0.5ポイント)と、定住意向がやや高まった結果に。東京に住みたい理由は「交通網が発達していて便利」が75.3%でトップに。以下、「長く暮らしているから」48.6%、「医療や福祉などの質が高いから」29.3%が続いた。
 一方住みたくない理由では「生活費が高いから」57.6%、「人や車が多すぎるから」51.3%、「住宅が狭い・密集しているなど住宅事情が悪いから」40.6%がトップ3に。

 省エネ機器の設置状況については、「太陽光発電設備」2.6%、「HEMS」0.8%、「家庭用ガスコージェネレーション機器」1.2%、「蓄電池」0.9%、「電気自動車」0.7%となった。

 機器を設置していない人に、どのような状況になれば設置しようと考えるかを聞いたところ、どの機器でも最多は「必要性を感じない」となり、「商品価格、設置費用が安くなる」がそれに続いた。

 その他詳細はホームページ参照。


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