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「投資家登録制度」の創設を承認/ARES

 (一社)不動産証券化協会(ARES)は29日理事会を開き、ダイヤモンド・リアルティ・マネジメント(株)を正会員として入会を承認、委員委嘱会社として追加承認をした。同社の入会により正会員数は98社、賛助会員179社の計277社となった。

 また、機関投資家への不動産証券化普及活動の一環として、機関投資家の不動産投資市場に対する理解を深めるとともに、機関投資家の裾野の拡大を図ることを目的とした「投資家登録制度」の創設を承認した。

 理事会後会見した同協会会長の岩沙弘道氏は、現在の不動産投資市場について「9月以降、JREIT市場の回復傾向は顕著である。11月には年初来の最高値も記録し、東証株価よりも良いパフォーマンスを示している。オフィスや賃貸住宅など収益不動産市場の環境が改善されたことにより、安定した分配利回りが評価されているからだろう」などと述べた。


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