森ビル(株)は、8月に竣工した「アークヒルズ 仙石山森タワー」が「JHEP認証」で日本初となる最高ランク(AAA)を取得したと発表した。
「JHEP認証」とは、1980年代にアメリカ内務省によって開発されたハビタット評価認証(HEP: Habitat Evolution Procedure)の環境評価手法をもとに、日本生態系協会が改良を加えたもの。生物多様性の保全や回復に資する取り組みを客観的に定量評価し、ランク付けした認証を行なう。
同物件では、同協会の助言のもと、地域の自然に本来見られる在来の植物を多く植え、キツツキの仲間であるコゲラなど生き物のすみかとなる枯れ木を設置するなど、4つの生物多様性の取り組みを実施した。
なお同社は、「21・25森ビル建替計画((仮)アークヒルズサウスタワー)」においても、生物多様性に配慮した緑化計画を推進する計画。