NPO法人日本ホームインスペクターズ協会(JSHI、東京都中央区、理事長:長嶋 修(株)さくら事務所代表取締役社長)は4日、11月4日に開催した第4回「公認ホームインスペクター資格試験」の合格者を発表した。
同試験は、ホームインスペクション(住宅診断)を手掛ける技能者(ホームインスペクター)の技術基準を明確にするための同協会公認資格。同資格の普及により、消費者が安心してインスペクションを利用できる信頼性の確保と普及、中古不動産流通の活性化を目指す。
第4回目となる今回の試験は、受験者が1,021名と、初めて1,000名を突破。このうち、261名が合格。合格率は25.6%だった。
合格者の32%が建築士資格保有者、20%が建築士資格と宅建主任者資格を合わせて保有していた。宅建資格のみの保有者は24%だった。
業種別で見ると、建築業界関係者が47%でトップ、以下不動産業22%、リフォーム業21%と続いた。年齢は30歳代が36%でトップ、40歳代33%、50歳代21%となった。