国土交通省は5日、2012年7月の不動産価格指数(住宅)を発表した。年間約30万件の住宅・マンション等の取引価格情報を基に、全国・ブロック別、都市圏別に毎月の不動産価格を指数化したもの。
08年度平均を100とした場合の同月分の全国の住宅総合指数は91.1(前年同月比▲3.2%)。更地・建物付土地は88.8(同▲3.8%)、マンションは105.5(同0.8%増)となった。
都市圏別では、南関東圏(埼玉、千葉、東京、神奈川)が、住宅総合指数93.3(同▲4.6%)、更地・建物付土地90.4(同▲6.0%)、マンション104.0(同▲0.2%)。名古屋圏(岐阜、愛知、三重)は住宅総合指数88.2(同▲0.4%)、更地・建物付土地86.8(同▲0.4%)、マンション104.2(同▲2.3%)。京阪神圏(京都、大阪、兵庫)が住宅総合指数92.1(同▲3.4%)、更地・建物付土地90.6(同▲4.0%)、 マンション103.8(同1.9%増)となった。
また、東日本大震災の被災地である東北地方(青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、新潟)は、住宅総合指数が92.6(同1.0%増)、更地・建物付土地が91.4(同0.4%増)、マンションが122.2(同17.8%増)となった。