不動産情報サイト「楽待」(http://www.rakumachi.jp)を運営する(株)ファーストロジックは6日、2012年11月期の「投資用市場動向データ」の調査結果を発表した。11月中に同サイトに新規掲載された物件・問い合わせのあった物件を対象に調査したもの。
投資用1棟アパートの新規掲載物件の表面利回りは10.36%(前月比▲1.02%)で、今年最低の利回りとなった。一方、問い合わせ物件の表面利回りは13.19%(同0.06%増)と、ほぼ横ばいとなった。新規掲載された物件の価格は6,145万円(同608万円増)と大きく上昇、問い合わせ物件の価格も4,680万円(同206万円増)と上昇し、どちらも今年最高価格となった。
投資用1棟マンションの新規掲載物件の表面利回りは8.80%(同▲1.21%)で大きく下落。問い合わせ物件の表面利回りも10.51%(同▲0.70%)と、どちらも今年最低の利回りとなった。新規掲載された物件の価格は2億709万円(同4,145万円増)と大きく上昇。問い合わせ物件の価格も1億9,818万円(同3,645万円増)と前月比で大きく上昇し、どちらも今年最高価格となった。
投資用区分マンションについては、新規掲載物件の表面利回りは11.09%(同0.53%増)と上昇。問い合わせ物件の表面利回りは12.03%(同▲1.10%)と下落した。新規掲載された物件の価格は1,001万円(同▲137万円)と大きく下落した一方で、問い合わせ物件の価格は893万円(同101万円増)と上昇した。