東日本ハウス(株)は10日、2012年10月期決算を発表した。
当期(11年11月1日~12年10月31日)の連結経営成績は、売上高546億3,100万円(前期比11.2%増)、営業利益50億3,100万円(同27.9%増)、経常利益44億200万円(同32.0%増)、当期純利益42億9,700万円(同55.5%)。環境配慮型商品の販売に注力するとともに、原価低減、軽費削減を推進し、増収増益を達成。配当についても、1株当たり10円(同6円増)と増配となった。
主力の住宅事業は、新規受注が前年度比21億4,900万円増加したことなどにより、完成工事高が同13億500万円増加。「ワザック函館・五稜郭 ミヤビコート」(北海道函館市、総戸数101戸)の竣工等により、販売用不動産売上高も同34億1,300万円増加した。結果、売上高は466億1,000万円(同11.1%増)、営業利益は50億3,400万円(同22.4%増)となった。
ホテル事業は、インターネット予約客が増加したことなどにより、売上高71億1,700万円(同13.8%増)、営業利益10億200万円(同62.0%増)を計上した。
次期については、連結売上高593億円、営業利益60億円、経常利益54億4,000万円、当期純利益45億円を見込んでいる。